ジュニアチャンピオンシップ

7月13日(日)、所沢にて勇士會館主催の「ジュニアチャンピオンシップ選抜大会」が開催されました。今年も宮島道場から12名が出場しました。

昨年は初戦で負けて悔し涙を流した子、2回戦で敗れて肩を落とした子、黄色帯の対戦相手を見て思わず「やべー…」と緊張していた子もいました。今年はその悔しさを糧に努力を重ね、12名中5名が入賞、そのうち4名が優勝という素晴らしい成績を収めました。努力がしっかりと形になった大会でした。

試合では、思わぬハプニングや心温まる場面もありました。道着のズボンが落ちてきて両手で直している間に上段をもらい、技ありを取られてしまったおっちょこちょいな子もいました。しかしその子は負けた後、勝ち進んでいる仲間のところへ駆け寄り、一生懸命応援してくれていました。たまたま私もセコンドに着けず、他の保護者の方々も応援で手が離せず一人になってしまった子にずっと寄り添ってくれたのです。試合後、その子は「本当に助かった」と言ってくれましたが、なんとその子自身は優勝していました。

また、今回も全員の試合を直接見ることはできませんでしたが、保護者の皆さまには送迎や応援、試合の撮影など多方面でご協力いただきました。本当にありがとうございます。子どもたちがここまで頑張れるのは、道場だけでなく、ご家庭での温かい支えがあるからこそです。

この大会は来年も開催予定です。今回の経験を胸に、さらに力をつけて次回も堂々と挑戦しましょう。

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